ズルをしてしまい・・・

オーディオ的には進展がありません。
寝る前のひととき、今も極小音量で聞いております。

現状は測定結果にも出ている通り、エンクロージャー内壁に音調材は貼付けているものの、
ほぼほぼλ/4の共鳴管そのものの動作ですので、低音過多(ちょうどベース帯域が淀んで聴こえる)
です。
音楽はゆったり聴けるのですが、音の出方が中央に寄りがちで明瞭ではありません。
これを解決するには、吸音材を詰め込んでピークが立っている60~70Hzに対してダンピング
が効くようにし、且つこのスピーカーに採用しているエンクロージャー方式の特徴である、
詰め込んだ吸音材で低域だけ開口部までうまい具合に伝送路としDelayを掛け、見かけ音道
が長くなるようにして(と思っている)ピークをより低域側に持ってきて帯域をのばす、
且つ(2n-1)×λ/4で発生する高次の共鳴は吸音材できっちり落とす、という策が必要です。

海外の方が計算手法を確立しており、日本の方で一部解説をしてくれているサイトもある
のですが、私はまだ理解出来ていません。
これが理解出来ないと、どういった吸音材をどれだけ入れればいいのか、カットアンドトライ
になってしまいます。
まだまだ先は長い感触です。

で我慢出来ずに、昨年末にちょいとズルをしてしまいました・・・
Digital EQでFlatにしちゃって聴いています(==
ご存知の方も多いであろう、有名なAudyssey MultEQを使って、試聴位置近辺の
12ポイントの測定結果から周波数/位相がFlatとなるよう補正を掛けています。

イメージ 1

それにしても試聴位置だと惨い周波数特性になっていて、補正しきれない感じですな。